英会話

Gabaマンツーマン英会話 感想

マンツーマン英会話教室として有名なGabaですが、
私は1年間ほど通っていました。
Gabaに通おうか迷っている方に向けて、
どんな内容だったか知っている範囲でお教えします。

Gabaまとめ
  • マンツーマンなので集団よりも外国人に慣れることができる
  • 予習・復習のツールがそろっている
  • 退会後も復習ができる
  • いろんな国のインストラクターと話すことができる

費用

費用に関してはすみません、わかりません。
会社が支払ってくれていました。
ただ大体50回で30-40万ぐらい(入会金や教材費など込み)になると聞いています。
1回のレッスンは40分です。

ホームページを見ると1レッスン5000-7000円台となっています。
やはりマンツーマンでインストラクターを独り占めにすることになるので、
自腹で通うとなると結構な金額になります。

→ 目的・料金

コース全体の流れ

カウンセラーと目標

一人ひとりにカウンセラー(日本人)がついて、
相談しながらいろいろ決めていく形
です。
定期的に面談をして進捗状況や今後の方向性を話したりします。

まず受講回数、受講期間でコースを選びます。
金額や自分が通えるペースから判断します。
私の場合は会社で決められており、「50回/半年」でした。
大体1週間に2回受講する必要があり、1日で複数回受けることも可能です。

カウンセラーと目標を決めます。
私は仕事で英語を使うのですが、
「言いたいことはある程度言えるが、
相手が何を言っているかわからないことが多いので改善したい」
と伝えました。
この目標はインストラクターにも伝えられます。

レベルを決める

その後以下の流れで進みます。

  1. レベルを決める
  2. レッスンを受講(20カテゴリー)
  3. LPA(テスト)

まず自分のレベルはどのくらいか自分で決めます。

「日常的なやり取りは問題なく行うことができる」 
→ レベル5

「日々の基本的なやり取りはある程度、行うことができる」
→ レベル3

などと各レベルの内容が記された用紙が渡されるので、
その中から自分の今のレベルに該当するものを選択します。
レベルはStarter/レベル1〜10まであります。
レベル10だとネイティブ並のようです。

大体Gabaではこのようなレベルのカテゴリーになるそうです。

  • 初心者  Starter
  • 初級   レベル1-3
  • 中級   レベル4-6
  • 上級   レベル7以上

その後、実際に外国人のインストラクターと話してレベルを決めます。
結構small talk(世間話)を振られるので、
ただ質問に答えるといった受け身でいるのは良くないです。
積極的に発言しましょう。

私は最初レベル3と控えめに言いましたが、
インストラクターからレベル3が妥当と言われ、
そこからスタートしました。
もし高いレベルからスタートしたい場合は、控えめに言わない方が良いかもしれません。
同じ会社でGabaを受けていた方は、最初からレベル5でそれは申告通りになったと聞きました。
インストラクターや自分の実力にもよるのでわかりませんけど。

インストラクターからは良いところや課題を言われます。
その改善と自身の目標とを照らし合わせて、
どう進めていくかをカウンセラーと相談します。

レベルが決まるとテキストをもらい、次回からレッスンがスタートします。
テキスト1冊が終わるとLPAというテストがあり、
それに合格すると次のレベル行けるシステムです。

コース

私は「ビジネスコース」でした。
ビジネスコースは主に仕事で英語を使う方向けとなっています。
オフィスでの会話、プレゼンテーション、商談、電話などなどです。

私が印象に残っているのは、英語でも相手によって言い方が変わるということです。
例えば友達に謝るときは、

  • I'm sorry ...
  • Sorry ...

などを使いますが、相手が上司など見上の人の場合は、

  • I'm really sorry ...
  • I apologize ...

になるそうです。
英語は敬語などないので全員に対して同じでいいと思っていたのですが、
そう言うわけではないようです。

あとは「日常英会話コース」があるようですが、
私は受けたことないので詳細はわかりません。



レッスンの流れ

予約

レッスンを受けるためには、事前に予約する必要があります。
ネット(myGaba)か電話で行えます。


ネットの場合は空いているスロットに予約を入れる形です。
インストラクターの指定もインストラクターが空いていればできます。
空いていれば1時間ぐらいまででもネットで予約できたと思います。
ネットでできなくても電話でできることもあります。

私が通っていた教室は確か9:00から21:00くらいまで受けることが可能でした。
1回のレッスンは40分で間に5分の休憩がある時間割になってます。
ただこの時間は教室によって異なるようです。

がくがく
がくがく
かなり時間の融通がききますよね。

レッスンの流れ

実際にレッスンはざっくりこのような流れでしょうか。

  1. small talk(世間話)
  2. テキスト進める
  3. small talk(世間話)

1回のレッスン40分は、small talkに始まり、small talkに終わります。

  • 今日の予定は何か
  • 最近何やってるのか(何が好きか)

などでしたね。
私はちょうど長男が産まれたばかりでしたので子育てに奮闘していることや、
ゲームが好きだとか、好きなアーティストの話とかしていましたね。
受け身でただ質問に答えるだけでなく、相手にも質問するようにしましょう。
質疑応答できるようになるのは大事です。

ちなみにメモはインストラクターが取っていますので、
自分でメモを取る必要がありません。

会話に集中できるようになっていて、レッスンが終わるとそのメモ(例:上図)をもらえ、復習の時に役立ちます。
私はiphoneのボイスメモでレッスンの内容を録音してました。
それを後で復習するときに聞くのがおすすめです。

テキストは20個のカテゴリーからなっていて、それぞれ目的(使えるようになるべきフレーズ)があります。
10個目は1-9の復習で、20個目は11-19の復習です。
1回のレッスンで1つのカテゴリーが終わるという形ではなく、
個々のペースで進みます。
むしろ1回のレッスンで1つのカテゴリーが終われば、かなり早いペースです。
次回は前回の途中から始めます。

必ずしもテキストを進めなければいけないという訳ではありません。
やりたい項目があればインストラクターに相談しましょう。

20個全て終わると次回LPAというそのレベルのテストになります。

LPA

LPAは次のレベルへのテストです。
テキストが1冊一通り終わったタイミングで基本的に受けることになりますが、
まだ今のレベルで勉強したいなどあったらカウンセラーと相談してください。
各レベルにはPack A/B/Cがあり、Pack Aからスタートします。
同じレベルのPack Bに進むことも可能ですし、
もし苦手な箇所があれば、復習のために再度レッスンを受けることも可能なようです。

LPAではそのレベルで身につけておくべき項目を身につけてるかチェックされます。
通常のレッスンと同じ40分の中で行われますが、インストラクターの指定はできません。
LPAを審査できる資格があるインストラクターと資格がないインストラクターがいるようです。

合格すると次のレベルのテキストを渡されて、また同じように受講してきます。
不合格の場合は基本同じレベルのPack Bに進むのかと思いますが、
カウンセラーとの相談になるようです。

自主学習

Gabaでは自主学習できるツールがそろっています。
Gabaを契約したときにIDとパスワードをもらい、
myGabaにアクセスできるようになります。
myGabaでは以下が主に行えます。

  • レッスンの予約
  • レッスンの予習(myPrep)・復習(myReview)
  • 単語の登録・テスト(myCards)
  • 英語の記事が読める(myRead)

レッスンの予習・復習ではテキストの内容の動画を見れたり、
そのレッスンに関連した内容の音声を聞けたり、
問題もあったりします。
音声ファイルをダウンロードもできるので、
ダウンロードしてiphone等に入れて聞くことも可能です。

自分だけの単語帳、myCardsというのがあります。
レッスン時に大事だった単語や、新出単語をmyCardsにインストラクターが登録してくれます。
また自分で覚えておきたい単語を登録することも可能です。
登録しておいた単語を覚えているかテストすることができます。
やはり英語はボキャブラリーが大事ですので、繰り返しやると身につきます。
ちなみにテストは英単語を見て、日本語を確認する形です。

レッスンとは関係のない内容の英語の記事が読めるmyReadというものもあります。
私はあまり利用しなかったのですが、記事ごとに難易度のレベルがあります。
簡単なものから読むのがいいかもしれません。

Gaba退会後でもmyGabaへアクセスして復習することが可能です。
もちろんレッスンを受けることはできませんので、予約はできません。

このように自主学習できるツールがGabaにはあり、
それを繰り返し利用することで身についていくような仕組みになっています。

がくがく
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退会後でもアクセスでき、せっかく作った単語帳が引き続き使えるのは安心ですよね



インストラクターについて

Gabaのインストラクターには様々な国の方がいます。
私が経験した国の方は、

  • アメリカ人
  • カナダ人
  • ポーランド人
  • イギリス人
  • オーストラリア人
  • メキシコ人

などです。
ただインストラクターの方はどの方も英語の発音がきれいです。
なまりも感じませんでした。

ただアメリカ英語とイギリス英語の違いは感じました。
私はイギリス英語は聞き取りにくかったです。
どちらも正解というのはないと思うので、
自分が学びたい英語を決めて、それが学べるインストラクターを指定するのがいいかもしれません。
私の場合はそれがなかったので、気にしませんでした。

集団とマンツーマンの違い

私はこれより5年以上前にベルリッツを数ヶ月受講していたことがあります。
外国人のインストラクター1人に対して生徒が5-10人弱という形でした。
インストラクターが説明し、そのフレーズを使って隣の日本人同士で練習させるというのが多かったです。

がくがく
がくがく
外国人と話をして慣れたいのに集団だと全くできない。。。


と感じていて、上達もしませんでした。
結構前の話なので、現在もその形なのかわかりません。

一方Gabaはマンツーマンですので、日本人同士で喋って逃げることもできません。
前にいる外国人と話さなければならないので、嫌でも慣れてきます。
外国人に対して物怖じしなくなるメリットがマンツーマンにはあると思います。
問題は費用が割高ということですかね。

感想

進んだレベル

私はこのコロナ禍になる前に1年ほど(約100回分)通っていました。
ちょうど子供が産まれたりした時期と重なり、仕事との両立は大変でしたが、
自分としてはテキストをこなしていってレベルアップしていく過程をかなり楽しんでいて、苦痛ではなかったです。

がくがく
がくがく
費用を出してくれた会社に感謝です

レベル3からスタートし、最終的にはレベル5の終盤まで行きました。
いつかまた続きをやりたいなと思っています。

これから通う方に向けて

これから通う方に向けて、予習・復習は必ずすることをおすすめします。
特にテキストをサクサク進めたい方は、予習は必ずやってください。
結構40分はあっという間です。
テキストが初見の状態で言ってしまうと、内容を理解することに時間が取られてしまいます。
テキストの内容はmyPrepを見て事前に大体把握し、
レッスンではテキストに書かれていないことを質問する形の方が効率が良いです。

また次のレッスンまでに前回のレッスンの内容を復習しておくのが良いです。
そうしておくとLPA直前の勉強に時間をあまり割かずに済みます。
復習は、

  • myReviewを見ておく
  • レッスン中に録音した音声を聞いて振り返る
  • myCardsで単語を覚える

結構大変ですが、自主学習を取り入れないと上達しないと思います。

参考になれば幸いです。