嫁がiPhone7(128GB)からiPhone12 mini(128GB)に機種変更しました。
古い機種から新しい機種へのデータ移行の際には、PCを使わず直接データを転送できる「クイックスタート」を用いました。
また古い機種はAppleに下取りに出しました。
今回メモ書きとして、クイックスタートを使ったデータ転送方法と、iPhoneの下取り方法を書きます。
- 携帯会社:IIJmio
- データ移行元:iPhone7 128GB(SIMフリー)
- データ移行先:iPhone12 mini 128GB(SIMフリー)
- データ移行方法:ワイヤレスでのクイックスタート
- iPhone購入先:Apple Store
事前準備
まず古いiPhoneを使って行う事前準備です。
新しいiPhoneにデータを移行する際にSuicaなども別途手続きが必要らしいですが、元々使っていませんでした。
ここではLINEのみの紹介となります。
iOSのアップデート

iOSを最新にアップデートしておくのが無難です。
「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行えます。
クイックスタートを使うためには、iPhoneならiOS12.4以降、iPadならiPadOS13.4以降である必要があるそうです。
Bluetooth ON
BluetoothをONにしておきます。
「設定」→「Bluetooth」から行えます。
データ容量のチェック
データ転送するためには、古いiPhoneで使用しているデータ容量よりも新しいiPhoneで保存できるデータ容量のほうが大きい必要があります。
これは新しいiPhoneを購入する前に確認しておきましょう。
LINEのアカウント引き継ぎ

LINEを新しいiPhoneに引き継ぐためには、古いiPhoneで「アカウントを引き継ぐ」機能をオンにしておく必要があります。
やり方は、LINEのアプリの「設定」→「アカウント引き継ぎ」、

アカウントを引き継ぐをONにします。

「OK」をタップします。

そうすると36時間のカウントダウンが始まり、その間に新しいiPhoneの方で引き継ぎを完了させる必要があります。
データ移行
ここからは新しいiPhoneへのクイックスタートを利用したデータ移行の手順を紹介します。
SIMカードの入れ替え

古いiPhoneで使用していたSIMカードを取り出し、新しいiPhoneにセットします。
クイックスタート

新しいiPhoneの充電を開始してしばらく待つと電源がONになります。
そのまま充電しながら行います。

言語を選択します。(ここでは日本語)

国または地域を選択します。(ここでは日本)

新しいiPhone(左)の方に「クイックスタート」が表示されます。
古いiPhone(右)を近づけると「新しいiPhoneを設定」と表示され、「続ける」をタップします。
なお、古いiPhoneの方はバッテリーが100%近くになっていたのでここでは充電していませんが、
充電しながら行った方が無難かもしれません。

新しいiPhoneに映っている青いモワモワしたイメージ(左の赤丸)の方に、古いiPhoneのカメラを向けて認証させます。
古いiPhoneのグレーの円に新しいiPhoneの青いイメージを合わせる形です。
QRコードを読み取る時のような感じです。

認証が完了すると新しいiPhoneの方でパスコードの入力を求められますので、
今まで古いiPhoneで使用していたパスコードを入力します。
これからしばらく古いiPhoneはそのまま近くに置きっぱなしにしておきます。

しばらく待つと新しいiPhoneの方でいろいろな設定を求められてきます。
後で行うことも可能ですので、各々の好みで進めます。

進めていくと新しいiPhoneの方に「**(古いiPhoneの名前)からデータ転送」と表示されます。
「続ける」をタップします。
ここから新しいiPhoneの方で、
- 利用規約の同意
- エクスプレス設定
- iMessageとFaceTime
- 位置情報サービス
- Siri
- iPhone解析
といった各種設定がありますので、お好みで進めてください。

その後、新しいiPhone方のiOSのアップデートが求められますので、「ダウンロードしてインストール」をタップします。

利用規約に同意するとアップデートが始まり、しばらく待ちます。

再起動され、アップデート完了です。

その後ようやくデータ転送が始まり、しばらく待ちます。
古いiPhoneで90GB弱ほどのデータがあり、この転送には1時間ほどかかりました。

データ転送が完了すると、古いiPhoneの方には「転送が完了しました」と表示されます。
その後はiPhone同士近くに置かなくてよくなります。

新しいiPhoneの方は再起動後、各種設定や、Apple IDのパスワードの入力などが求められます。
バックグランドでは各アプリのダウンロードが開始されます。
データ移行後の新しいiPhoneの設定
新しいiPhoneでの各アプリのダウンロードが終わりましたら
LINEでアカウント引き継ぎ

LINEアプリを開いて、アカウントを引き継ぎます。
本人確認を行います。
アプリの指示通りに進んでいけば平気です。
APNプロファイルのインストール
格安SIM(MVNO)の場合は、APNプロファイルをインストールしましょう。
私の携帯会社は「IIJmio」なのですが、そうしないとモバイル回線が使えませんでした。
IIJmioの場合は、iPhoneの「設定」→「一般」→「プロファイル」→「ダウンロード済みプロファイル」内の「(Cellular) IIJmioモバイルサービス」を選択→「インストール」と進むとできます。
iPhoneの下取り

今回iPhone12 miniをApple storeで購入しました。
その際iPhone7を下取りにする設定にしました。
データ消去

古いiPhoneのデータを消去しましょう。
「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」と進み、

「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします。

「続ける」をタップし、パスコードを入れると始まります。
それほど時間はかかりませんでした。
配送業者の集荷を予約

Apple Storeから上図のようなメールが届いているかと思います。
14日以内に集荷される必要があるようです。
自宅まで配送業者が来て、下取りに出すiPhoneを集荷してくれるので、その日時を予約します。
「配送業者を予約する」をタップします。

「配送業者による集荷を予約する」をタップします。

空いている日時の中から予約する日時を選択し、「配送業者による集荷を予約する」をタップすると完了です。
下の「Apple Trade Inをキャンセルする」をタップすると、下取りが無効になるのだと思われます。
iPhoneの集荷
配送業者が予約した日時に来ます。
箱を持ってきてくれるので、こちらは下取りに出すiPhoneをそのまま渡すだけで構いません。

数日後にApple Storeからメールが来ます。

そこで下取り額を教えてくれます。

そして数日後、Appleに登録されているクレジットカードに下取り額が入っていました。
クレジットの請求金額からこの金額が引かれてる形です。
以上、クイックスタートを用いたiPhoneの古い機種から新しい機種へのデータ移行の方法と、Appleの古い機種の下取り方法の紹介でした。
クイックスタートはPCを使わず直接データを転送でき、またバックアップも不必要だと思うので手軽だなと思いました。
Appleの古い機種の下取りも自宅まで業者が取りに来てくれるので、楽でした。