私の家は週末に買い溜めすることが多く、
両手が塞がった状態で荷物を運ぶことが多いです。
また子供を抱っこしている時もあったりして、いちいち鍵を出すのは大変ですよね。
Qrio Lockはスマホがあれば自動的に玄関の鍵を開けてくれるもので、
今回はその設置・設定の仕方と感想を書きます。
Qrio Lockが使用できる条件
まずQrio Lockを購入する前に、
所持しているスマホと、家のサムターンがQrio Lockに対応しているかを確認する必要があります。
サムターンとは、ドアの室内側についている、錠の開け閉めを行うために使う金具のこと。
MIWA サムターン
ドアの内側についている鍵、サムターンというそうです。
以下のQrio Lockのサイトにわかりやすく書かれておりますので、
まずご確認ください。
Qrio Lockの設置

こんな箱に入っています。
スタートガイドがありますのでそれにそって設置します。
- ドアの表面の清掃
- サムターンホルダーのサイズを決めて取り付け
- 取り付け位置の確認
- 電池を入れる
- 両面テープでロックを設置
ドアの表面の清掃
Qrio Lockはドアの内側の鍵の箇所に両面テープで固定されます。
粘着力キープのため、最初にQrio Lockの取り付け予定位置の埃やゴミを取り除きます。
サムターンの上、横おおよそ10cmぐらいまできれいにしておきましょう。
サムターンホルダーのサイズを決めて取り付け

サムターンホルダーとはそのサムターンのつまみ(鍵の開け閉めでひねる部分)をはめるためのものです。
上図のようにS/M/Lで3つ入っています。
実際に鍵にはめて最も隙間のないサイズを選びます。

うちの場合、Sで問題ありませんでした。

サイズを決めたらQrio Lock本体に取り付けます。

取り付けるとこんな感じです。
取り付け位置の確認

実際にサムターンのつまみに当てはめて位置を確認しましょう。
縦でも横でも構いません。(私は縦を選択)
サムターンホルダーの溝が、半分以上つまみをつかんでいればOKです。
それが無理な場合や高さが足りない場合は、
サムターンホルダー横にある高さ調整ネジや、
付属の高さ調整プレートをしようして調整することが可能だそうです。
私の場合は不要でした。
電池を入れる

確認が終わったら、電池を取り付けます。
付属のCR123Aリチウム電池2本を使用します。
馴染みのない電池ですが、Amazonでも購入可能なようです。
ちなみにこちらの富士通の電池でも使えています。

Qrio Lock本体の電池カバーを外して、電池をSIDE Aの方に取り付け、
電池カバーを装着します。

電池を取り付けるとQrio Lock本体のLEDが赤→青に点滅してすぐ消えます。
ちなみにSIDE Aの反対側にSIDE Bもあり、電池が入れられるようになっています。
リチウム電池(CR123A)2本で作動し、予備の電池を2本セットできます。 片側の電池が切れると、もう一方の電池に自動的に切り替わるため、不意な電池切れを防ぎます。リチウム電池(CR123A)2本のみで約半年以上、4本で約1年以上電池交換不要です。 (1日約10回の動作を想定した理論値です。使用環境や利用状況により異なる場合があります。)
Amazon
とあるのでSIDE Bは予備の方なのかもしれません。
両面テープでロックを設置

付属の両面テープを取り出します。
2枚あるので1枚は予備でしょう。

Qrio Lock本体に両面テープを取り付けます。

そして実際にドアの位置に貼り付けます。
2分程度Qrio Lockを強く押し付けて圧着させた方がいいようです。
その後、サムターンホルダーの横にある青いテープを剥がしましょう。
オートセンサーを使用する場合は、付属の開閉センサーの設置も必要になりますが、
ひとまず設置は以上です。
Qrio Lockの設定
設置が終わりましたら今度はスマホ側で設定します。
私はiphoneを使用しています。
- Qrio Lockのアプリをインストール
- アプリの手順に従う
BluetoothとGPSはONにし、アプリの手順に従います。
アカウント登録を行ますのでメールアドレスが必要です。
設定が終わるとアプリでの鍵の開け閉めが可能になります。

アプリの「ロック」で現在の鍵の状態が見られます。
「しまっています」の状態で、中央をタップすると、

「あいています」になり、実際に鍵が開きます。
閉めたい場合は再度タップします。
この操作はQrio LockからスマホにBluetoothが届く範囲内で行えます。
オプション
アプリの「ロック設定」に以下のオプションがあります。
- ハンズフリー解錠
- オートロック
- リモート操作
ハンズフリー解錠
ハンズフリー解錠とは、スマホを持ってドアに近くと自動的に鍵が開くというものです。
設定方法はハンズフリー解錠の右の未設定をタップして、アプリの指示に従って進めてください。
オートロック

オートロックは、ドアが閉まると自動的に鍵も閉まるというものです。
これを利用する時は、付属の開閉センサーを取り付ける必要があります。
両面テープと開閉センサーは上図です。

開閉センサーは磁石になっているのでくっつくのですが、
一応両面テープで上図のようにQrio Lockの横のドア枠に貼りました。
設定方法は「ロック設定」→「オートロックの右の未設定をタップ」と行き、
アプリの指示に従って進めてください。

「オートロックの設定前に」でありました通り、スマホやカギを持たずに外出されると締め出されてしまいます。
ただゴミ出しとかポストの手紙を取りに行くときなど、カギを閉めずにちょっと外出たいときありますよね。
オートロックの設定を一時停止できる方法があります。
鍵が閉まっている状態でロックのつまみを「開ける」→「閉める」→「開ける」の順で素早く回します。

そうするとQrio LockのLEDが緑に光り、「ピー」とブザーが鳴り、
ロックが解除されます。
オートロックを使用するときは覚えておいた方がいいでしょう。
リモート操作
リモート操作は、別売のQrio Hubを使用してWi-Fiでロックの操作ができるというものです。
これは特にいらないかなと思いました。
合カギ
合カギを渡して他の人にもQrio Lockを使用してもらうことが可能です。
私は妻のスマホの方にも設定しました。
仮にAさんからBさんに合カギを渡すとすると、以下の流れになります。
- BさんのスマホにQrio Lockのアプリをインストールする
- Bさんもアカウント登録をする
- Aさんのスマホで合カギを作成し、Bさんを招待する
では画像と共に説明します。
合カギを受け取るBさんもQrio Lockのアプリをインストールし、
Aさんとは別に新たにアカウントを登録する必要があります。

Bさんのアカウント登録が終わりましたら、
Aさんのスマホから「合カギ管理」→「合カギを登録する」、

「合カギの種類」→「ファミリーキー」→「招待」
と進み、AirDropやLINEでBさんを選択します。
私はLINE経由にしました。

するとBさんのスマホにAさんからLINEが来ます。
合カギのURLがありますので、タップします。

「合カギを利用する」をタップし、使用できるようになります。
ハンズフリー解錠などをBさんの方でも使用したい場合は、
Bさんのスマホでも同様に設定する必要があります。
ちなみに、AさんかBさんが鍵の開閉をしたら、両方のスマホに通知がきます。
例えばAさんBさんが別の場所にいて、AさんがQrio Lockで家に入ったら、
と、ばれます。
それが嫌な方は合カギを渡すのはやめましょう。
電池交換

アプリで青枠のように「電池残量がなく、ロックできません。」と表示されたら電池を交換しましょう。
必要な電池はCR123Aリチウム電池2本であまり見かけないものですが、Amazonで購入できました。
青枠をタップしましょう。

「電池交換を方法を見る」をタップします。

電池交換の方法が表示されます。
Qrio Lock本体の側面を押しながら上に電池カバーを外します。

カバーを取り電池を交換したら即動き出すので、それで完了です。
私の場合、付属の電池は約5ヶ月保ちました。
感想
実際にハンズフリー解錠を試してみました。
会社から帰宅し、玄関のドアを開けようとしたら、
ですがその後、「ウイーン、ガシャン」という音が聞こえて、
鍵が開きました。
どうやら玄関の前に着いたら3-10秒程待つと開くみたいです。
オートロックも使用すると、もはや鍵を出す必要がなくなります。
おそらくQrio Lockが作動しない時は、
- Qrio Lockの電池切れ
- スマホのバッテリー切れ
- スマホを所持していない
これらには注意が必要だと思いますが、
鍵を出す必要がないというのはすごく楽でした。
また気づいたことがありましたら書きたいと思いますが、非常におすすめです。