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Qrio Lock Q-SL2 レビュー

私の家は週末に買い溜めすることが多く、
両手が塞がった状態で荷物を運ぶことが多いです。
また子供を抱っこしている時もあったりして、いちいち鍵を出すのは大変ですよね。
Qrio Lockはスマホがあれば自動的に玄関の鍵を開けてくれるもので、
今回はその設置・設定の仕方と感想を書きます。

Qrio Lockが使用できる条件

まずQrio Lockを購入する前に、
所持しているスマホと、家のサムターンがQrio Lockに対応しているかを確認する必要があります。

サムターンとは、ドアの室内側についている、錠の開け閉めを行うために使う金具のこと。

MIWA サムターン

ドアの内側についている鍵、サムターンというそうです。
以下のQrio Lockのサイトにわかりやすく書かれておりますので、
まずご確認ください。

→ Qrio Lock をご購入の前に

Qrio Lockの設置

こんな箱に入っています。
スタートガイドがありますのでそれにそって設置します。

  1. ドアの表面の清掃
  2. サムターンホルダーのサイズを決めて取り付け
  3. 取り付け位置の確認
  4. 電池を入れる
  5. 両面テープでロックを設置

ドアの表面の清掃

Qrio Lockはドアの内側の鍵の箇所に両面テープで固定されます。
粘着力キープのため、最初にQrio Lockの取り付け予定位置の埃やゴミを取り除きます。
サムターンの上、横おおよそ10cmぐらいまできれいにしておきましょう。

サムターンホルダーのサイズを決めて取り付け

サムターンホルダーとはそのサムターンのつまみ(鍵の開け閉めでひねる部分)をはめるためのものです。
上図のようにS/M/Lで3つ入っています。
実際に鍵にはめて最も隙間のないサイズを選びます。

うちの場合、Sで問題ありませんでした。

サイズを決めたらQrio Lock本体に取り付けます。

取り付けるとこんな感じです。

取り付け位置の確認


実際にサムターンのつまみに当てはめて位置を確認しましょう。
縦でも横でも構いません。(私は縦を選択)
サムターンホルダーの溝が、半分以上つまみをつかんでいればOKです。
それが無理な場合や高さが足りない場合は、
サムターンホルダー横にある高さ調整ネジや、
付属の高さ調整プレートをしようして調整することが可能だそうです。
私の場合は不要でした。

電池を入れる

確認が終わったら、電池を取り付けます。
付属のCR123Aリチウム電池2本を使用します。
馴染みのない電池ですが、Amazonでも購入可能なようです。

ちなみにこちらの富士通の電池でも使えています。

Qrio Lock本体の電池カバーを外して、電池をSIDE Aの方に取り付け、
電池カバーを装着します。

電池を取り付けるとQrio Lock本体のLEDが赤→青に点滅してすぐ消えます。
ちなみにSIDE Aの反対側にSIDE Bもあり、電池が入れられるようになっています。

リチウム電池(CR123A)2本で作動し、予備の電池を2本セットできます。 片側の電池が切れると、もう一方の電池に自動的に切り替わるため、不意な電池切れを防ぎます。リチウム電池(CR123A)2本のみで約半年以上、4本で約1年以上電池交換不要です。 (1日約10回の動作を想定した理論値です。使用環境や利用状況により異なる場合があります。)

Amazon

とあるのでSIDE Bは予備の方なのかもしれません。

両面テープでロックを設置

付属の両面テープを取り出します。
2枚あるので1枚は予備でしょう。

Qrio Lock本体に両面テープを取り付けます。

そして実際にドアの位置に貼り付けます。
2分程度Qrio Lockを強く押し付けて圧着させた方がいいようです。
その後、サムターンホルダーの横にある青いテープを剥がしましょう。

オートセンサーを使用する場合は、付属の開閉センサーの設置も必要になりますが、
ひとまず設置は以上です。

Qrio Lockの設定

設置が終わりましたら今度はスマホ側で設定します。
私はiphoneを使用しています。

  1. Qrio Lockのアプリをインストール
  2. アプリの手順に従う

BluetoothとGPSはONにし、アプリの手順に従います。
アカウント登録を行ますのでメールアドレスが必要です。

設定が終わるとアプリでの鍵の開け閉めが可能になります。

アプリの「ロック」で現在の鍵の状態が見られます。
「しまっています」の状態で、中央をタップすると、

「あいています」になり、実際に鍵が開きます。
閉めたい場合は再度タップします。
この操作はQrio LockからスマホにBluetoothが届く範囲内で行えます。

オプション

アプリの「ロック設定」に以下のオプションがあります。

  • ハンズフリー解錠
  • オートロック
  • リモート操作

ハンズフリー解錠

ハンズフリー解錠とは、スマホを持ってドアに近くと自動的に鍵が開くというものです。
設定方法はハンズフリー解錠の右の未設定をタップして、アプリの指示に従って進めてください。

オートロック

オートロックは、ドアが閉まると自動的に鍵も閉まるというものです。
これを利用する時は、付属の開閉センサーを取り付ける必要があります。
両面テープと開閉センサーは上図です。

開閉センサーは磁石になっているのでくっつくのですが、
一応両面テープで上図のようにQrio Lockの横のドア枠に貼りました。

設定方法は「ロック設定」→「オートロックの右の未設定をタップ」と行き、
アプリの指示に従って進めてください。

「オートロックの設定前に」でありました通り、スマホやカギを持たずに外出されると締め出されてしまいます。
ただゴミ出しとかポストの手紙を取りに行くときなど、カギを閉めずにちょっと外出たいときありますよね。
オートロックの設定を一時停止できる方法があります。
鍵が閉まっている状態でロックのつまみを「開ける」→「閉める」→「開ける」の順で素早く回します。

そうするとQrio LockのLEDが緑に光り、「ピー」とブザーが鳴り、
ロックが解除されます。
オートロックを使用するときは覚えておいた方がいいでしょう。

→ Qrio Lock オートロックを一時停止したい

リモート操作

リモート操作は、別売のQrio Hubを使用してWi-Fiでロックの操作ができるというものです。
これは特にいらないかなと思いました。

合カギ

合カギを渡して他の人にもQrio Lockを使用してもらうことが可能です。
私は妻のスマホの方にも設定しました。
仮にAさんからBさんに合カギを渡すとすると、以下の流れになります。

  1. BさんのスマホにQrio Lockのアプリをインストールする
  2. Bさんもアカウント登録をする
  3. Aさんのスマホで合カギを作成し、Bさんを招待する

では画像と共に説明します。

合カギを受け取るBさんもQrio Lockのアプリをインストールし、
Aさんとは別に新たにアカウントを登録する必要があります。

Bさんのアカウント登録が終わりましたら、
Aさんのスマホから「合カギ管理」→「合カギを登録する」、

「合カギの種類」→「ファミリーキー」→「招待」
と進み、AirDropやLINEでBさんを選択します。
私はLINE経由にしました。

するとBさんのスマホにAさんからLINEが来ます。
合カギのURLがありますので、タップします。

「合カギを利用する」をタップし、使用できるようになります。
ハンズフリー解錠などをBさんの方でも使用したい場合は、
Bさんのスマホでも同様に設定する必要
があります。

ちなみに、AさんかBさんが鍵の開閉をしたら、両方のスマホに通知がきます。
例えばAさんBさんが別の場所にいて、AさんがQrio Lockで家に入ったら、

Bさん
Bさん
あ、今家に帰ったのね

と、ばれます。
それが嫌な方は合カギを渡すのはやめましょう。

電池交換

アプリで青枠のように「電池残量がなく、ロックできません。」と表示されたら電池を交換しましょう。
必要な電池はCR123Aリチウム電池2本であまり見かけないものですが、Amazonで購入できました。
青枠をタップしましょう。

「電池交換を方法を見る」をタップします。

電池交換の方法が表示されます。
Qrio Lock本体の側面を押しながら上に電池カバーを外します。

カバーを取り電池を交換したら即動き出すので、それで完了です。
私の場合、付属の電池は約5ヶ月保ちました。

感想

実際にハンズフリー解錠を試してみました。
会社から帰宅し、玄関のドアを開けようとしたら、

がくがく
がくがく
ん?開かない?

ですがその後、「ウイーン、ガシャン」という音が聞こえて、
鍵が開きました。
どうやら玄関の前に着いたら3-10秒程待つと開くみたいです。

オートロックも使用すると、もはや鍵を出す必要がなくなります。

おそらくQrio Lockが作動しない時は、

  • Qrio Lockの電池切れ
  • スマホのバッテリー切れ
  • スマホを所持していない

これらには注意が必要だと思いますが、
鍵を出す必要がないというのはすごく楽でした。

がくがく
がくがく
もっと早く使っておけばよかった。。


また気づいたことがありましたら書きたいと思いますが、非常におすすめです。