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ファミコンやスーパーファミコンなどのカセットゲームを1台でプレイ レトロフリーク

ファミコンやスーパーファミコンなどのレトロゲームをやりたいなぁと思うことありませんか?
昔のカセットをそのまま使えるレトロフリークというのがあります。
これはファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイなどの機種のゲームが1台で遊べるレトロゲーム互換機です。
今回はレトロフリークを紹介したいと思います。

レトロフリークとは

ゲーム機用カートリッジを接続してプレイできる「レトロゲーム互換機」です。
メリットがたくさんあります。
私が購入したコントローラーアダプターセットの画像を交えて説明します。

1台で多くの機種のカセットが遊べる

レトロフリークの種類にもよりますが、例えばレトロフリーク標準セットならファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイなど11種類の機種が1台のレトロフリークで遊べます。

コントローラーアダプターセットの場合、本体上から見ると3つのカセットが入ります。
上から、MDスロット(メガドライブ、GENESIS)、SFCスロット(スーパーファミコン、Super Nintendo Entertainment System)、FCスロット(ファミリーコンピュータ)になります。

上図は本体の前面になりますが、3つのUSBポートとスロットが左と右にあります。
左がGBスロット(ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス)、右がPCEスロット(PCエンジン、TurboGrafx-16、PCエンジン スーパーグラフィックス)になります。

がくがく
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知らないゲームばっかり。。

画像が綺麗

レトロフリークはHDMI接続でゲーム画面を映します。
ゲーム画面は720pに自動的に高解像度化されるため、従来のレトロゲームよりも高品質になっています。

上図は本体の背面です。
左がらACアダプター端子、microSDスロット、HDMI出力端子、電源ボタンになります。
HDMIケーブルは背面から繋げます。

電池の切れたカセットでもセーブできる

実はカセットには電池が入っていて、セーブデータを保存できるようになっています。
その電池が切れてしまうと、従来のレトロゲーム機ではセーブデータを保存できません。

レトロフリークではmicroSDに保存するので、電池切れのカセットでもセーブデータを保存でき、電池切れの心配ありません。

またクイックセーブ機能があり、ゲーム中の好きな場所でのセーブが可能です。
各ゲーム100個までのデータを保存できます。

一旦ゲームをインストールすればカセットの接続は不要

レトロフリークではカセットをmicroSDにインストールできます。
1回インストールしてしまえばmicroSDからゲームを読み込むので、インストール後はカセットを接続することなくゲームで遊ぶことができます。

がくがく
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カセットは1回インストールすれば押入れにしまっちゃいます

PS3やPS4などのコントローラーが使える

本体の前面にUSBポートがあります。
ここに差し込むことで市販のUSBコントローラーを使用できます。
ボタンの割り当ても自由に決められます。
また従来のコントローラーを使用したい場合もアダブターがありますので可能です。

動作に問題があるゲームもある

レトロフリークで正常に動作しないゲームもあります。
ゲームソフト購入前には以下の「動作に問題のあるゲームリスト」でチェックしておきましょう。

→ 動作に問題のあるゲームリスト

レトロフリークの種類

レトロフリークはいろいろ種類があり、対応している機種や付属品が異なります。
主なものとその違いを紹介します。

標準セット

対応機種

  1. ファミリーコンピュータ
  2. スーパーファミコン
  3. Super Nintendo Entertainment System(NTSC/PAL)
  4. ゲームボーイ
  5. ゲームボーイカラー
  6. ゲームボーイアドバンス
  7. メガドライブ(NTSC/PAL)
  8. GENESIS(北米版メガドライブ)
  9. PCエンジン
  10. TurboGrafx-16(海外版PCエンジン)
  11. PCエンジン スーパーグラフィックス

セット内容

  • レトロフリーク本体×1
  • カートリッジアダプター×1
  • コントローラー×1
  • HDMIケーブル×1
  • ACアダプター×1

コントローラーアダプターセット

標準セットに以下が付いています。

  • コントローラーアダプター×1
  • USB A to mini USB Bケーブル(コントローラーアダプター接続用)×1

コントローラーアダプターがこちらになります。
いろんな従来のレトロゲームのコントローラの端子があります。

がくがく
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コントローラーアダプターは使ったことがないです

SFC用コントローラーアダプターセット

標準セットに以下が付いています。
本体はスーパーファミコン風のカラーになっています。

  • コントローラーアダプター 5ポート(SFC用)×1
  • USB A to mini USB Bケーブル(コントローラーアダプター接続用)×1
  • 純正本体接続用ケーブル×1

メガブラック ギアコンバーターセット

付属のギアコンバーターを接続することで「ゲームギア」、「セガ・マークIII」、「SG-1000」の3機種が追加することができます。
計14機種です。
本体はメガドライブ風のカラーになっています。

対応機種

  1. ファミリーコンピュータ
  2. スーパーファミコン
  3. Super Nintendo Entertainment System(NTSC/PAL)
  4. ゲームボーイ
  5. ゲームボーイカラー
  6. ゲームボーイアドバンス
  7. メガドライブ(NTSC/PAL)
  8. GENESIS(北米版メガドライブ)
  9. PCエンジン
  10. TurboGrafx-16(海外版PCエンジン)
  11. PCエンジン スーパーグラフィックス
  12. ゲームギア(カートリッジ)
  13. セガ・マークIII(カートリッジ/マイカード・マークIII)
  14. SG−1000(カートリッジ/マイカード/オセロマルチビジョン用カートリッジ)

セット内容

  • レトロフリーク本体×1
  • カートリッジアダプター×1
  • コントローラー×1
  • ギアコンバーターS×1
  • USB給電ケーブル×1

BASIC (SFC用) エコノミーセット

スーパーファミコン用のレトロフリークです。
スーパーファミコンしかやらない、という人向けです。

対応機種

  1. スーパーファミコン
  2. Super Nintendo Entertainment System(NTSC/PAL)

セット内容

  • レトロフリーク本体×1
  • カートリッジアダプター(SFC用)×1
  • USB給電ケーブル×1
  • USB A to microUSB Bケーブル×1(カートリッジアダプターとレトロフリーク本体接続用)

BASIC (SFC用) スタンダードセット

BASIC (SFC用) エコノミーセットに以下が付いています。
スーパーファミコンしかやらない、かつコントローラーやHDMIケーブルがなく欲しい場合です。

  • コントローラー×1
  • HDMIケーブル×1

結局どれを買えばいい?

種類が多すぎて、どれにすればいいかわからない人もいるかもしれません。
結局何のゲームをやる予定か、で決めましょう。
例えばスーパーファミコンのみで良ければ、「BASIC (SFC用) エコノミーセット」か「BASIC (SFC用) スタンダードセット」のどちらか、
ファミコンやゲームボーイもやりたければ、「BASIC (SFC用)」は避けましょう。

あとはコントローラーアダプターを付けるかで迷うと思います。
私の場合はPS4のコントローラーを使う予定でしたが、買ったのは「コントローラーアダプターセット」です。
理由は当時BASICを除いて一番安かったからです。
注意しなければいけないのがCYBER Gadget以外から購入する時、必ずしも「標準セット」が一番安いということではないということです。
値段も見比べましょう。

CYBER Gadgetでは定価で表示されていますが、いつも売っていないですよね。

必要なもの

レトロフリークで遊ぶために使用しているものをあげます。

遊ぶ時

  • レトロフリーク本体
  • microSD
  • HDMIケーブル
  • コントローラー

microSDはゲームのインストールやセーブデータを保存したりできます。
32GB(SDHC)まで対応で、SDXCは非対応とのことです。
私は以下を購入して問題なく使えてます。
本体の背面にスロットがあります。

HDMIケーブルやコントローラーはレトロフリークに付いていたりするので、購入前に確認ください。
コントローラーは好きなものを用意してください。
私はPS4のコントローラーを使ってます。

ゲームカセットはmicroSDがある場合インストール時のみ必要になります。

ゲームのインストール時

私はゲームのインストールするために、セットする前にカセットの端子部分を掃除してます。
掃除の際に使用しているのが以下です。

  • レトロゲーム復活剤
  • 無水エタノール
  • 綿棒

無水エタノールや綿棒は市販のもので良く、割とどこでも手に入りますが、
レトロゲーム復活剤はネットで買うのが早いと思います。

ファミコンやスーパーファミコンなど端子がむき出しになっているカセットは、経年劣化で接触不良を起こします。
これらを使って接点部に付着したカーボンや汚れを除去し、通電機能を回復させ、接触不良を改善させます。

次でカセットの端子の掃除からインストールまでの流れを説明します。

カセットの端子の掃除〜インストール

私はゲームソフトをメルカリやブックオフで購入しています。
メルカリの方が品揃え、値段も良い気がします。
その後インストールする時にカセットの端子の掃除をします。

カセットの端子の掃除

まず綿棒に無水エタノールを染み込ませ、端子の前面、後面をゴシゴシ綿棒で擦ります。
結構力を入れても平気です。

終わると綿棒には黒い汚れが付着しています。
この汚れが接触不良を起こす可能性があるようです。

軽くティッシュで端子両面を拭いて、さらに黒い汚れを取ります。

そしてレトロゲーム復活剤の出番です。

端子の両面にレトロゲーム復活剤を塗っていきます。
これで掃除は完了です。
とりあえず私が普段している方法を紹介しました。

インストール

レトロフリークの背面にある電源ボタンを押し、レトロフリークを起動させます。
しばらく待っていると上記画面「ゲームカートリッジを接続してください。」になります。
掃除したカセットを機種に合ったスロットにセットします。
ゆっくり刺しましょう。

正しくカセットが認識されると、「このゲームをmicroSDにインストールしますか?」の表示が出ます。
「はい」を選択します。

数秒でインストールが完了します。
「閉じる」を押します。

ではインストールされたゲームを見てみましょう。
今回はスーパーファミコンのロックマンXですので、右から「microSD」の「SFC」を選択します。
ファミコンなら「FC」と機種によって分けられています。

SFCのゲームリストにロックマンXがありました。
ゲームをプレイする時はこれを選択します。

ロックマンXの画面になり、「ゲームを始める」を押します。

そうするとゲームが始められます。

ディスクゲームのレトロゲーム互換機 ポリメガ

ポリメガというのをご存知でしょうか?
レトロフリークはカセットゲームの互換機ですが、ポリメガはプレイステーション1やセガサターンなどのディスクゲームのレトロゲーム互換機です。
別売りのモジュールを挿入することでスーパーファミコンなどのカセットゲームもプレイできるようです。

がくがく
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ポリメガ最強じゃん!

と思うのですが、

  • 発売日が不明確 (過去に何度も延期)
  • 値段が高価 (プレステ5を買えてしまう)

というのがあって私は一旦見送り、様子をみます。
興味ある方はポリメガのホームページなどをご覧ください。

以上レトロフリークの紹介でした。
あまりまだゲームで実際に遊んでいないのですが、ゲームを集めているだけで楽しいです。
いずれゲーム実況とかやりたいなと思っていますが、腰が重いですね。