パソコン上でカーソルを操作するのに使うマウスですが、
長時間作業をしていると手首や腕が疲れてきます。
その負担を軽減できるトラックボールマウスというものがありますが、
果たして使いこなせるのか不安がある方いらっしゃるんじゃないでしょうか?
今回は、トラックボールに移行してから半年経った私の感想を書きたいと思います。
結論おすすめです。
トラックボールマウスとは

トラックボールマウスとは、マウスにあるボールでカーソルを操作するものです。
メリット
メリットは一般的に以下です。
- 狭いスペースでも作業ができる
- マウスを置く場所を気にする必要がない
- 疲れにくい
一般的なマウス(光学式)は、マウスの動きをレーザーなどで感知してカーソルを動かしています。
トラックボールマウスはそれをトラックボールで行うため、マウス自体を動かしません。
よって狭い場所でも作業ができます。

また、一般的なマウスは置く場所によって、カーソルが動きにくいことがあります。
例えば白い紙の上など、レーザーが動きを感知しにくい時です。
しかしトラックボールは、マウスの下がどうかなど気にする必要がありません。
トラックボールでカーソルを動かすからです。
トラックボールマウスはマウス自体を動かさないので負担が少ないです。
デメリット
逆にデメリットは、
- 慣れるのに時間がかかる
- 細かい作業が難しい
- 汚れがたまる
などと言われています。
ここはどうだったか後ほど述べます。
ロジクール SW-M570
私が購入したのはロジクールのSW-M570です。
ネットでも評判が高かったので、実物を見ないで買いました。
トラックボールを親指で操作するタイプのものです。
無線タイプでレシーバーをUSBに繋ぐと簡単に接続されます。

電池は単三1本必要です。
感想
快適で疲れにくい
現在トラックボールマウスに移行して半年経ちますが、
なんと言っても楽です。快適。
疲れにくいです。
普通のマウスの時は、長時間作業していたら手首が疲れて、
時折手首をブラブラさせたりしていましたが、ほとんどなくなりましたね。
驚きです。
マウスの近くにものがあっても、手に当たらない限りは全く問題ありませんでした。
デメリットに対してどうだったか
一般的に言われているトラックボールのデメリットに対して、私がどうだったかは以下です。
- 慣れるのに時間がかかる → 3日で慣れ、4−5日で快適さを感じる
- 細かい作業が難しい → ソフトウェアエンジニアには問題ない
- 汚れがたまる → ほとんどたまらない
仕事で使っていたらか、3日で慣れました。
初日はひどかったです。
カーソルを自分の行きたいところに持っていけず、
ファイルを閉じる、ファイル選択するなど、基本的なところも時間がかかっていました。
電話会議の時、喋らない時は基本ミュートにしています。
しかし急に私への質問が来て、
ミュートを解除をしようとしてもなかなかクリックできず、
しばらく謎の沈黙。。という時がありました。
ですが3日も経つと、別に悪くないかな、なんか疲れないかも、と思って来て、
気づいたら快適さを感じてましたね。
細かい作業が難しいという件ですが、
- Excelで大量のデータを整理
- Coding
など、ソフトウェアエンジニアとしての仕事は普通のマウスと変わらずこなせています。
なので、大半の人は大丈夫かと思います。

汚れの件ですが、トラックボールは簡単に取り外すことができます。
半年では汚れは特になさそうでした。

こちらはマウス側のトラックボールがついていた部分です。
若干ホコリ(白いところ)が溜まってますが、
半年でこれだけですし、簡単に取れます。
近くでお菓子など食べない限りは、それほど気にしなくていいのではないでしょうか。
以上、私のトラックボールマウスを使って半年の感想です。
最初の問題は「慣れ」ですが、使っていればそのうち慣れます。
もちろん個人差あると思いますが、私の場合は3日ほどでした。
その後は快適ですので、トラックボールに移行しようか悩まれている方はすぐに試してみたほうがいいと思います。